アンテナ修理の前に知っておきたいポイントと失敗しないために注意することまとめ
このサイトでは、アンテナ修理を行う前に知っておきたいポイントや失敗しないための注意点を紹介しています。
屋根やベランダなど屋外に設置されているアンテナですが、強風が原因で倒れたりアンテナ線が切れたりなどのトラブルに見舞われることがあります。
修理する場合の工事費用はどのくらい必要なのか、どこに依頼すればいいのかなど頻繁におこるトラブルではないので困惑してしまいがちですが、事前に知識を持っておくことで判断に迷うことが少なくなります。
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アンテナ修理の前に知っておきたいポイントと失敗しないために注意することまとめ
- 災害によってアンテナ修理が必要になった時の優先順位
- アンテナ修理を自力で行う前に知っておきたいアンテナ工事の基本
- アンテナ工事を依頼するアンテナ修理業者の選び方
- アンテナ取り付けはプロのアンテナ修理業者にまかせるべき
- 町の電気屋さんは軽度のアンテナ修理に対応してくれない場合があるので注意(2022/12/12)
- ブースターや分配器などアンテナ修理に関連する部品(2022/12/12)
- アンテナ修理を依頼する前に破損部分や倒壊したアンテナを撮影しておいた方が良い理由(2022/12/12)
- アンテナ修理で損をしないために見積もりは複数の業者からとって比べる(2022/12/12)
- 火災保険を使ってアンテナ修理の費用を安く抑える方法もある(2022/12/12)
アンテナ修理の前に知っておきたいポイントと失敗しないために注意することまとめ
アンテナ修理は自分で解決できる場合もありますが、頻繁におこるものではないので業者に依頼するという人も多くいるでしょう。
相場はおよそ4~5万円となっており、相談先として専門のアンテナ業者か家電量販店に依頼するという選択肢があります。
どれくらいの修理が必要なのかが費用を決めるポイントで、もしアンテナ本体に異常がなければ軽度の修理で済む可能性がありますし、アンテナ本体が故障していれば交換が必要になり費用が高くなります。
しかし技術や知識のあるアンテナ業者であれば相場より安く済む場合がありますので、アンテナ修理を行う際は比較して検討することをおすすめします。
災害によってアンテナ修理が必要になった時の優先順位
災害でアンテナ修理が必要になったらまずは火災保険の補償内容を確認しましょう。
この作業が優先順位としては一番になります。
なぜかと言うと補償されるケースがあるからです。
ただし免責があり、金額がある一定以上じゃないと適用されない場合があります。
次に行うべきは、修理業者の見積もりです。
補償内容を念頭に費用を確認しましょう。
免責以下で全額払うのと補償された後で差額を払うのとで同じであれば、内容の充実している方がいいはずです。
アンテナ修理にも交換や調整、固定方法とアフターメンテナンスなど各社にさまざまな特徴があります。
それを払える範囲で比較して納得できるところに頼んだ方が安心です。
特にアフターメンテナンスが充実している方が良いでしょう。
設置後に映らなくなった場合でも、メンテナンスで対応可能かもしれません。
最後は保険の請求作業です。
契約者本人が直接請求する必要があるので、工事業者が対応してくれるわけではないので注意が必要です。
アンテナ修理を自力で行う前に知っておきたいアンテナ工事の基本
テレビ用のアンテナ修理をする際には、自力で行うことを検討している方であれば、アンテナ工事の基本となる作業工程を理解しておくことは最低限必要です。
破損したアンテナであれば新品へと交換する方法で長持ちさせることができ、素人の場合は修理方法が分からない場合でも、交換であれば問題になることはありません。
知っておきたい作業工程にはベースを屋根の上に設置する方法になり、本体を固定する金具をネジで屋根材に打ち込む作業になりますが、普通の電動ドライバーではなくインパクトドライバーがあればコンクリートであっても簡単に穴開けを行えます。
アンカーを穴に打ち込んだ状態でネジ固定をする方法なので、この段階で苦労することは少ない傾向にあります。
穴を開けた箇所には必ずシーリング打ちを行うことは必須となり、怠ってしまうと天井からの雨漏りが起きてしまうのでかなり重要な作業になります。
次にアンテナ工事ではワイヤーを使って最低でも3方向に張る作業も行います。
この場合はフック式の金具を屋根に固定をした上で、ワイヤーを適切な力加減で張り巡らせると強風に強いアンテナ固定を済ませられます。
後は分配機を設置してケーブルを屋内側へと引き込むのですが、最適な位置に引き込む経路が無いという場合は外壁に穴を開けて引き込む方法と、換気口や換気扇、エアコンを利用して隙間から引き込む方法で自力でも施工は不可能ではありません。
アンテナ工事を依頼するアンテナ修理業者の選び方
アンテナ工事業者は、信頼できるところを選んだほうが良いです。
料金のみで選んでしまうと、施工不良などのトラブルに発展する可能性があります。
したがって、工事実績や保証対応の充実度、問題を起こしてないかなどを考慮して選ぶと良いです。
近年、ネットで集客するアンテナ工事業者も増えていますが、このタイプは安さを前面に押し出していることが多くなっています。
そのため、安さを重視したい場合はこちらの中から選ぶと良いでしょう。
安い理由は、直接自社で集客を行っているからです。
ホームセンター等に依頼した場合、実際に工事をするのは外注する下請けの会社となり、中間マージンが発生します。
直接の場合はそれがないので、きちんとした工事でも安くなります。
もちろん、最終的な信頼性を無視して選ぶことはできません。
安くても質の高い工事をしているかどうか、施工事例や口コミなどを参照して、ここなら良いと思えるところを慎重に選ぶのが得策です。
アンテナ取り付けはプロのアンテナ修理業者にまかせるべき
テレビを快適に視聴するためには、適切なアンテナ取り付けが欠かせないものです。
地上波デジタル放送を受信するためのUHFアンテナやBS放送・CS放送の視聴に必要なパラボラアンテナなど様々な種類があり、それぞれのアンテナ取り付けには専門的な知識と技術が求められることから、やはり正解はそれらの取り扱いに長けている「プロ」に依頼をすることでしょう。
2階の屋根の上や壁面など、比較的高い場所で行われるアンテナ取り付け工事は、一般の方にとってはとても危険で難易度の高いものです。
破損をしているから様子を見てみたいというケースや、古くなって交換を検討しているケースでも、必ず専門の会社に連絡をしてください。
安易にアンテナ取り付け工事をご自身で行うと、思わぬ怪我など事故の原因となります。
プロであれば、安全で確実性の高い工事をスムーズに進めていくことができますから、インターネットで取り扱っている業者を選んで、すみやかに連絡をすることがおすすめです。
町の電気屋さんは軽度のアンテナ修理に対応してくれない場合があるので注意
町の電気屋さんはアンテナ修理の相談に乗ってくれるものの、軽度の場合は修理対応に期待できないのではないでしょうか。
というのも軽度のアンテナ修理は利益率が高くなく、商売と考えるとあまりうま味がないのが現実です。
また町中から頼りにされる電気屋さんは忙しく、優先順位をつけると軽度のアンテナ修理はどうしても後回しになってしまいがちです。
相談すると返ってくるのは交換の提案で、つまりは新品を購入して工事を依頼して欲しいという内容です。
アンテナは既存の設備を直すよりも、新しく購入して交換した方が利益に期待できる、そういう町の電気屋さんの思惑が透けて見えます。
しかし電気屋さんも商売ですし利益がでなければ意味がありませんから、利益が生まれる提案をするのは当然のことです。
むしろ何でも期待に応えようとするお店は経営の安定性に不安を感じさせますし、無理をしていないか、今後も事業が続けられるのかと思わせますから、どちらが健全かといえばやはり安請け合いしない方ではないでしょうか。
ブースターや分配器などアンテナ修理に関連する部品
アンテナ修理においては、ブースターや分配器といった関連する部品の把握が重要となるのではないでしょうか。
ブースターは電波の信号を増幅させる装置で、受信電波強度が低い場合でも問題のないレベルにまで引き上げるものです。
一方、分配器は文字通り信号の分配を目的としており、アンテナで受信した信号を複数の経路に分けたい時に活躍します。
例えばテレビであれリビングと子供部屋のように、1つのアンテナから複数の受像機に分配する際に必要となります。
似たような名前のものに分波器がありますが、これは1つの信号から複数の周波数の電波を取り出す装置です。
具体的には地上波と衛星放送の電波の分離で、受像機の入力が分かれている場合に使用します。
逆に1つの入力に地上波と衛星放送を入力したい時は、分波器の反対の役割を持つ混合器を使います。
このように、アンテナ修理に関連していて出てくる名前の部品はいくつもありますから、名前と役割を覚えることが大事ではないでしょうか。
アンテナ修理を依頼する前に破損部分や倒壊したアンテナを撮影しておいた方が良い理由
アンテナ修理はほとんどの場合高所での作業になるので、依頼者が自らの目で作業を確認することが出来ません。
大切な住まいにほぼ初対面の作業員がのぼり、必要であれば屋根や壁に穴をあける加工を行います。
すべての業者が悪徳業者ではありませんが、まれに屋根や壁に破損が起きる場合があります。
きちんと破損を報告してくれる業者であればいいのですが、放置したままにされると住宅の劣化の原因になる可能性があります。
作業員に非があれば原状回復は業者が行うべきです。
しかし修理後しばらくたってから屋根や壁に不具合を見つけた場合、原因がアンテナ修理にあるのか確認することは困難です。
そのため修理を依頼する際には、破損部分や倒壊したアンテナの状態を予め撮影した方が安心です。
また修理後のアンテナのトラブルやメンテナンスなどのことも考えると、作業修理後の状態も詳細に撮影しておいた方がいいです。
依頼者が自ら屋根にのぼるのは危険なので、業者にお願いしてみてください。
もし断る業者であれば修理を依頼するのはやめて下さい。
アンテナ修理で損をしないために見積もりは複数の業者からとって比べる
壊れてしまったアンテナを少しでも早く直すために、手近な業者にすぐに依頼してしまっている人も多いのではないでしょうか。
アンテナ修理では複数の業者に見積もりの依頼をして、もっともも納得できる価格で引き受けてくれる業者に発注する方法がおすすめです。
1社だけでは見積もり金額が高くても気づくことができませんが、複数の業者の価格を見比べることで平均的な料金を知ることができるでしょう。
アンテナ工事では決められた価格などはなく、基本的には業者が自分の裁量で料金を決定しています。
特に壊れたアンテナを修理したいからといって急いでいる様子などを見せると、本来は安くなるはずだった料金がそのままの金額になってしまう可能性も十分にありえます。
できるだけ余裕をもって工事の依頼をし、さらに複数の業者を比べることで良心的な価格設定をしてくれる相手を見つけることができるはずです。
また、工事の内容を自分で把握し、請求内容について知っておくことも大切です。
火災保険を使ってアンテナ修理の費用を安く抑える方法もある
建物に付随する住宅設備が自然災害によって破損した場合には、火災保険での補償対象となるケースが多いことをご存知でしょうか。
契約内容にもよりますが、アンテナが台風や豪雪などで破損した場合や落雷の直撃を受けて焼損した場合などに、相応の保険金が支払われることがあります。
もちろん保険金の申請の際には、各保険会社が用意する一定の様式に沿って記入する書類の提出や、破損状態を記録した写真および建物の図面、実際に工事を行う場合の見積書(あるいは修理を行った場合であれば領収書)などが必要となりますが、知っておいて損をすることはないでしょう。
アンテナの交換工事ともなれば、かかる費用も大きくなることが想定されますので、火災保険を利用して費用を安く抑えることができれば安心です。
完全にアンテナが破壊されたり落下したりするような被害でなくても、機器が破損して正常な受信ができないようなトラブルが発生しているような状況であれば対象となる可能性がありますので、詳細は加入している保険の担当者に問い合わせてみることがおすすめです。